トップページ

novel

長編小説

ペントラルゴ〜忘却の頌歌〜

聖なる国ペントラルゴには「忘却の二十年」という恐ろしい時代があった。死者の魂が変じた化け物、レグレットが人々を襲い、それを退治する官師(かんし)と封師(ふうし)が活躍したとして後世に語られる時代である。また、想師(そうし)が生ある人々から死者の記憶、思い出を当たり前のように抹消していたのもこの時代だった。

「レグレットになって退治されていく人を見て心を痛めないように、死者の記憶を抹消し、精神を正常に保つ」という名目から、始められたこの国家政策は正常政策と呼ばれ、後に「忘却の二十年」と呼ばれる由縁となる。

その「忘却の二十年」の末期、ペントラルゴの首都コルチェに住む官師見習いの少年ヴァッツは、師、ピトロと共に穏やかな生活を過ごしていた。しかし、ヴァッツは法王の息子であるヒースと聖騎士ルルドに出会うことによって、正常政策に疑いを抱き、ある事件に巻き込まれていく・・・・。

序章

第一章  奇妙な日常   1  2  3  4

第二章  選択と結果  1  2  3  4   5  6   

第三章 必然的な不運  1  2  3  4  5  6  7  8

第四章 理不尽な真実  1  2  3  4  5  6  7

終章

 

 

■.ネット小説ランキングに投票

■. ■.登録させて頂いているサイト

 

 

 

 

 

 

 

現在の閲覧者数:

inserted by FC2 system